アンティークの優しさと静けさに包まれたタロットの世界

生まれて来られなかった弟が、私に教えてくれたこと

【自己紹介全3話・第2話】

今思い返すと、風の時代に入る少し前から、不思議な出来事が静かに重なり始めていました。

当時の私は、「偶然かな」「気のせいかも」と思うようにしていました。

でも、あとから振り返ると、すべてが一つの方向に向かっていたようにも感じます。

神主さんの一言から、すべてが動き出しました

神主さんには、以前から悩みがあると相談に行っていました。

ある日、参拝を終えて帰ろうとした時、呼び止められてこう言われたのです。

「子どもの霊がついているよ」

詳しい話はここでは省きますが、私や家族に、子どもを下した経験がないかと尋ねられました。

まったく心当たりはありませんでしたが、その言葉がずっと心に引っかかっていました。

娘に起きていた異変

実はその頃、中学生だった娘にも、少し気になる変化がありました。

体調を崩しやすくなり、学校を休む日が増えていたのです。

娘はもともと感受性が強く、ときどき「見えることがある」と話してくれていました。

決定的だったのは、家で男性らしき存在を見たと言った時。

家族や親戚が集まり、賑やかに過ごしていた最中でした。

突然、娘が息をのんで動きを止め、その視線の先をみんなで見ましたが、何も見えません。

けれど、確かに誰かを見ているような様子でした。

「私の弟に似ている」

娘が教えてくれた特徴は、「お母さんの弟に似ている」「昔の人みたいな着物を着ている」というものでした。

その時点では深く考えないようにしていましたが、不安が消えることはありませんでした。

知り合いのつてで、除霊ができる方を紹介してもらい、見ていただくことにしました。

その方は、「たくさんいるけれど、取れたから大丈夫」と言ってくれました。

ただ最後に、「一人だけ子どもの霊がいる。今は遠くにいるけど、また来るかもしれない」と。

また、子ども……?と、胸がざわついたのを覚えています。

母とのランチで知った真実

数日後、母とランチをする機会がありました。

一連の出来事を話していると、ふと気づけば、母が泣いていました。

どうしたの?と聞くと、母は「水子のことに心当たりがある」と話してくれました。

その時、私は初めて、自分にもう一人弟がいたことを知ったのです。

母が若い頃、経済的にも精神的にも余裕のない時期に授かった命。

悩みに悩み、父と話し合い、病院に行く決断をしたと聞きました。

誰にも言えず、いつか供養をと思いながら、月日だけが過ぎてしまったそうです。

私は、母を責めることはできませんでした。

供養と、弟からのメッセージ

後日、母と一緒に神主さんのもとを訪れ、供養をしていただきました。

供養が終わったあと、神主さんは「水子の霊が供養できる最後の年だったのかもしれないね」と話してくれました。

弟からのメッセージとして伝えられた言葉は、意外なものでした。

「自分は生まれてこなくてよかったんだから、気にしないで」

その言葉に、母はずっと泣いていました。

私も胸がいっぱいになりました。

nanaseという名前の由来

この出来事をきっかけに、私は「七世(ななせ)」という名前を使うようになりました。

七月に、あの世とこの世をつないでくれた存在。

弟への感謝と、この出来事を忘れないための名前です。

世の中には、説明のつかないことが確かにある。

そう静かに確信した出来事でした。

次の記事では、弟の存在を知ったあと、さらに重なっていった不思議な体験と、今の活動へつながる流れについてお話しします。

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この記事を書いた人

nanaseのアバター nanase カードセラピスト

恋愛タロットリーディングをしています

活動内容
・タロット×YouTube講座
・個人鑑定
・お守りアクセサリーショップ

これまで400名以上の方の鑑定をしてきました。
心が軽くなるセッションを心がけています。
気になる方はぜひご相談ください。

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